外国人のお客さんに「これ、卵は入っていますか?」と聞かれたら。飲食店のアレルギー・食材対応のコツ
アレルギーインバウンド接客多言語メニュー

「これ、卵は入っていますか?」「豚肉は使っていますか?」。外国人のお客さんから、スマホの翻訳画面を見せられて聞かれた経験はありませんか。忙しい時間にすぐ答えられず、困ってしまう――そんな声をよく聞きます。
外食のアレルギー表示は「自主的な取り組み」
袋や缶に入った加工食品は、食品表示法でアレルギー物質の表示が義務づけられています。一方、飲食店で出す料理(外食・中食)は、事業者が自主的に情報提供に取り組むものとされています(消費者庁の啓発資材より)。
- 包装食品で表示が義務の「特定原材料」は9品目:えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生、カシューナッツ(カシューナッツは2026年4月の改正で追加)。
- 表示が推奨される「特定原材料に準ずるもの」は20品目(牛肉、豚肉、鶏肉、大豆、ごま、ゼラチン など。ピスタチオが新たに追加)。
義務ではなくても、お客さんにとっては命にかかわることもある情報です。とくに外国人のお客さんは、言葉の壁があるぶん、メニューに書いてあることが頼りになります。
宗教や考え方で「食べない物」がある方も
観光庁の「多様な食文化・食習慣を有する外国人客への対応マニュアル」では、ベジタリアン、イスラム教、ヒンドゥー教、ユダヤ教などの食習慣と、飲食店での接遇のポイントがまとめられています。豚肉やアルコール、牛肉、肉全般など、避けたい食材は人によってちがいます。

聞かれたときの答え方 5つのポイント
消費者庁の資料では、お客さんとの会話で気をつけたい点が挙げられています。お店ですぐ使える形にまとめると、次のとおりです。
- あいまいに答えない:「たぶん大丈夫」は禁物。確認できないときは、正直に「分かりません」と伝えます。
- 答えられる範囲を先に伝える:「定番メニューなら分かります」「卵・乳・小麦なら答えられます」など。
- 混入の可能性も伝える:同じ油や調理器具を使う場合は、その旨を伝えます。
- 食べるかどうかの判断はお客さんに:情報をきちんと伝えたうえで、最終判断はお客さんにゆだねます。
- お店のルールを決めておく:だれが答えるか、どこを見て確認するかを決めておくと、忙しいときも慌てません。
MENU 56でできること
MENU 56のメニューでは、料理ごとの主な材料やアレルギー情報を、お客さんの言葉(21か国語)で参考表示できます。お客さんが「食べられない食材」を選ぶと、その食材を含む料理に印がつくので、注文前に自分で確かめられます。
表示はあくまで参考です。お店のレシピに合わせて内容を確認・修正し、最終的な確認はお店で行ってください。それでも、メニューに書いてあるだけで、聞かれる回数も、答えに迷う時間もぐっと減ります。デモメニューで実際の画面をお試しください。初月無料です。
出典
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